東京郊外 H市 ハッスルエンジェルス事務所
リビングでうろうろして、落ちつかないJ。
J 「はよ~、なぎさが来んかな~、来んかな~」
「落ち着きなさいよ、みっともない」
「そうですよ、隊長」
J 「これが落ち着いていられますか、
いられねえってんだよ」
さく 「どうせ、ディアナでしょ」
みこと 「なるほど!」
TRRRRRRR、TRRRRRR、机の上の電話がなる。
慌てて受話器をとるJ。
J 「もしもし、なぎさか?」
なぎさ 『・・・・・(コクコク)』
J 「あ~、もうネタはええから、
今どこや?」
なぎさ 『・・・立川・・・』
J 「そうか、ほな迎えに行くから」
なぎさ 『・・・遅い、タクシーで帰る・・・』
J 「あ、それもそやな、ちょっと誰かと替わって・・・・」
ガチャン、ツーツーツー。
J 「切ってまいよった」
さく 「まあ、15分もすれば帰ってくるわよ」
みこと 「覚悟しといたほうがよいのでしょうか・・・」
さく 「?」
みこと 「そ、その・・・が、外人さんが来るんですよね」
さく 「どうかしらね」
みこと 「でぃあなさんは日本語しゃべれるんでしょうか」
さく 「ああ、彼女は大丈夫なはずよ、カタコトだけど」
みこと 「そうですか・・・・はぁ~(安堵の溜息)」
さく 「英語だめだっけ?」
みこと 「というより、あまり話したことがないですから・・・」
さく 「ま、慣れよ、慣れ」
みこと 「そ、そうですね」
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ピンポ~ンピンポンピンポンピンポ~ン!
J 「さっそくウルトラ7つの誓いを破りやがって(涙目)」
「・・・ただいま・・・」
ちよる 「・・・ただいま」
? 「Hello!、あなたがボスね」
J 「は、はうど~ど~」
さく 「何うろたえてんの、日本語じゃない」
? 「はあ、ニュージャパンも落ちたものね、
こんな子供に迎えに来させるなんて」
J 「って、お前らニールセンズ!」
ヘレン 「あたりまえじゃない、そっちが呼んだんでしょ」
カレン 「これからよろしくお願いします」
J 「こちらこそって、おいっ、なぎさ!」
さく 「なんかお土産抱えて自分の部屋に入ってったわよ」
J 「ちよる!」
ちよる 「・・・ここにいるけど」
J 「うわっ、頼むから俺の背後に立つのはやめてくれ」
ヘレン 「びっくりしたわよね~」
カレン 「空港で目があったと思ったら、
いきなり走ってきて、肩からぶつかるのよ」
ちよる 「・・・Wちょるだ~たっくる」
ヘレン 「迎えに来たっていうからついてきたけど」
カレン 「ここって本当に、ニュージャパンなの?」
J 「いや、うちはハッスルエンジェルス」
さく 「ま、インディー団体の一つってとこかな」
ヘレン 「ふ~ん、どうしよう、カレン」
カレン 「まあ、ナギサとチヨルとも仲良くなったし」
みこと 「えっと、あの二人もプロレスラーですよ」
ヘレン 「Really?」
カレン 「Unbelievable!」
みこと 「あ、あの・・・・・・」
うろたえるみこと。
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さく 「で、どうするの、ニュージャパンまで送っていく?」
ヘレン 「・・・ねえ、J、どうかしら、私たち二人を使ってみない」
J 「いや、でも新女に逆らうわけには・・・」
カレン 「ナギサから聞いたけど、ユキコやリサコもいるんでしょ」
J 「理沙子は引退してるけどな」
ヘレン 「OK、じゃあ新女にはキャンセルしておくわ」
カレン 「EWAから替わりの誰か呼べばいいんでしょ」
J 「そうしてもらえるんやったらな」
ヘレン 「じゃあ、改めてよろしく、ボス、ヘレンよ」
カレン 「私はカレン」
J 「いや、君らのことぐらい知ってるよ。
俺も一応団体経営者の端くれやからな。
こちらこそ、君らなら大歓迎や」
カレン 「そこの二人は、ひょっとしてゲイシャガール?」
ヘレン 「ワオ、感激で~す」
ちよる 「この人たちもレスラーだよ・・・」
さく 「メイデン桜崎、みさきでいいわよ」
みこと 「草薙みことです」
ヘレン 「ミサキにミコトね」
カレン 「よろしく」
さく 「ゆっこさんたちは今旅行中なのよ、
で、あと二人残ってて・・・」
「はあ、やっと缶詰状態解放」
「別に忘れられてたわけじゃあ、ないんだからね」
レイ 「って、トリエラ!」
ちづる 「GUNSLINGER GIRLね」
カレン 「えっ、レイじゃない。あいかわらず、バカやってるのね」
レイ 「ねえ、カレン、ツインテールにしてみない」
ちづる 「てゆ~か、レイちゃん、少し休もうよ」
レイ 「何言ってるの・・・!・・・なんでニールセンズが・・・」
ちづる 「そこ、突っ込むとこだよねぇ」
J 「なんや、お前ら知り合いか」
レイ 「伊達にオタクやってないわよ」
カレン 「ジャパニメーションはイチバンや~!」
さく 「また、公式無視の妄想設定ね」
みこと 「無茶しやがって・・・、
はっ・・・何を言ってるのでしょう、私は・・・」
さく 「あんたも時間の問題ね」
糸冬
というわけで、ハッスルエンジェルスに、
ニールセンズが入団しました。
金髪碧眼で黒人とくれば、
クレオかトリエラしかいないわけで・・・。
タイトルはGUNSLINGER GIRLの第1期シリーズのOP。
アニメのサントラだとTVサイズなんで、
わざわざ、原曲入ったデルガドスのCD買いましたよ。
まあ、ガンスリ第2期シリーズが始まるということでのネタでした。
トリエラ出なきゃ関係ないけど。
J 「で、なんでなぎさはあいつらを?」
ちよる 「・・・なんとなくって言ってた」
J 「かなわんなぁ・・・(涙目)」
なぎさ 「・・・感謝しろ・・・」
「私たちの出番はまた伸びたわけね」
「せっかく、待ってたのに・・・BAKA!」