真レッスル夢想妄想伝

東京郊外Ｈ市、この時期になると富士山がきれいに見えてくる。


？　　　　　「わぁ、あれがフジヤマですか、きれいですねぇ」

中央線日野駅のホームに、一人の少女が降り立つ、
小脇に抱えている新聞には、週刊レッスルの文字が見える。
・
・
・
・
・
時は１時間ばかり前に遡る。


東京Ｃ区　田宗女子プロレス事務所


？　　　　　　「え～っ、私がいくんですか？」

？　　　　　　「当たり前田龍子アル、
　　　　　　　　週刊レッスル配達は新人の仕事アル」

？　　　　　　「で、でもどうしてそんなところまで・・・」

？　　　　　　「そんなの知らないアルよ」

？　　　　　　「シンディーさんは行ったんですか？」

？　　　　　　「このバカちんが～！
　　　　　　　　名前出したら、？にしてる意味ないアル」

？　　　　　　「しゃべり方で誰でもわかると思いますけど・・・」

？　　　　　　「う、うるさいアル、さっさと行くアル」

？　　　　　　「ひゃあっ、ぶ、ぶたないで。
　　　　　　　　じゃあ、行ってきま～す」
・
・
・
・
・
？　　　　　　「はぁ、どうしてこんなことになったんでしょう」

中央線の改札を抜けて、左手にある案内図を見る。

？　　　　　　「ハッスルエンジェルス・・・って載ってませんねぇ」

周りをきょろきょろして、
誰かに尋ねようと思うのだが、
どうにもその勇気が出ない。

ましてや訳のわからない外人が、
小脇にカバンと新聞を抱えて、
おどおどきょろきょろしてるのであれば、
不審者とこそ思われ、
近づこうとする人は、日野じゃなくてもいないだろう。

？　　　　　　「あっ、いい匂いがしますねぇ」

ＫＩＯＳＫの横にあるたいやき茶屋から、
なんとも言えない甘い匂いがただよってくる。

？　　　　　　「た・い・や・き？　食べたことないけど、
　　　　　　　　おいしそうですね、お土産に買って帰りましょう」

たいやきを買おうと店の前に回ると、
見慣れた顔があった。

ヘレン　　　　「ワオッ、ジーナ？ジーナ・デュラムでしょ？」

こちらに気づいたヘレン・ニールセンが声をかけてくる。

ジーナ　　　　「ヘレン、久しぶりです、よ、よかった～」

カレン　　　　「ん、んぐんぐ、（訳：ジーナ）？」

たい焼をくわえたまま、
ヘレンの後ろからひょっこり顔を出すカレン・ニールセン。

ジーナ　　　　「カレンも、いつこっちへ？」

ヘレン　　　　「先週かな、ってジーナこそなんでこんなところに？」

ジーナ　　　　「私も日本に来ました、
　　　　　　　　　スカウトしてくれる団体があったんですよ」

カレン　　　　「んごんぐんぐぐうんぐぐんがんぐぐ。
　　　　　　　　（もの好きな団体もあったものねぇ）」

ヘレン　　　　「カレン、行儀悪いわよ、
　　　　　　　　　さっさと食べちゃいなさいな」

カレン　　　　「ん、んぐんぐ・・・！・・・げほっげごっ」

一気に飲み込もうとしてむせるカレン。

カレン　　　　「ん、んん～（水～）」

ジーナがカバンの中からお茶のペットボトルを取り出す。

ジーナ　　　　「はい」

カレン　　　　「んくんくんくんく、ぷは～、苦しかった～」

ヘレン　　　　「で、こんなとこまで何しに来たの」

ジーナ　　　　「ハッスルエンジェルスに新聞を届けに・・・」

カレン　　　　「へぇ、うちに用があったんだ」

ヘレン　　　　「ならいいわ、案内してあげる」
・
・
・
・
・
ジーナの不幸は始まったばかり・・・。





すみません、いろいろレスが遅くなっております。


拍手ありがとうございました。

To:　うなぎさん

こちらこそ、不躾な問い合わせすみませんでした。
ＲＯＡ（全角）ですよね。
これでようやく眠れそうです（笑）


コメントありがとうございました。

To:　アイさん

申し訳ない、ほんのちょっと間に合わなかったようで。
ファイティングアリスもあるかなと思ってたんですけどね。
日々の精進というよりも、
ここ１ヶ月のアホっぷりをさらけ出した感がありますがね（笑）


To:　KOZYさん

見事に合わせてきたねぇ。
まさか、二発目で引っかかってくるとは。
しかしなぁ、所詮１万いくらやからなぁ。
愛ユーザー全員がこれだけやっても売上２千万やで（涙目）


To:　raffineさん

まつりんに先越されてますが、
あえて言おう。

俺たちはまだこのレッスル坂を登り始めたばかりです（未完）

パールピアリも引っかかってくるかと思ってたんですが、
リアムの執念でしょうね。
１０００勝目のリーチかかったら、
もう少し早めに報告しますね。


To:　Nさん

肩すかしですみませんでした（笑）
NEW　WINDのメモリアルの時は、
倍率高そうですが、
うちも合わせにいきますのでよろしくです。

軍団戦多いのは貧乏性だから（笑）


To:　まつりん

言われてみれば１０００試合目の、
ゆっこ対ゆっこの戦い、
あれはよいものだ。

どうでもいいけど、
無差別タッグ２次リーグ。
怪我せんように頑張れ。
というより、
ファイティングアリスとリアムのバックアップ、
ちゃんとしてや。
まあ、無理やりやらんでも、
ちゃんと負けるとは思うが（涙目）



みなさん、本当にありがとうございました。
今度皆様の団体でもメモリアルマッチがある時には、
是非お声掛けくださいませ。
強弱取り揃えて準備しておきます。
ってゆ～か自動検索で、
知った名前見かけると、
やっぱり嬉しくなりますよね。


ご参考までにうちの対戦パターン。、
８人をABに分けて、
まずそれぞれ、軍団戦、
耐久Cがいれば会話、
バカンス発生しなければ、
そのキャラでシングルとかタッグ。
ただし、連戦ではなくて、
少なくともタイトルに一度戻って、
改めてゲーム開始（これが長寿の秘訣かな）
で、全員が耐久B以下になるまで、
そんなパターン繰り返してます。
もちろん、全員耐久B以下になれば、
バカンス発生までリセットです。



ハッスルエンジェルスは永遠に不毛です。

Ｊ　　　　　　　「誰か今、禿ゆ～たやろ」



事務所に着いた三人。

ヘレン　　　　「たっだいま～、たいやき買ってきたわよ」



「おかえりなさい、わぁ、おいしそうですね～・・・」

ジーナ　　　　「・・・は、初めまして、ジーナ・デュラムです」

カレン　　　　「田女にスカウトされたらしいよ」

みこと　　　　「はぁ・・・田女・・・
　　　　　　　　　えっ、プロ・・・レスラー・・・ですか？」

ジーナ　　　　「・・・？、何か？」

みこと　　　　「ご、ごめんなさい。
　　　　　　　　　そうは見えなかったものですから・・・」

ヘレン　　　　「まあ、ジーナだからね・・・」

カレン　　　　「フランスの奇跡よね」

ジーナ　　　　「むむぅ・・・」

ちょっとムカついてるが何も言い返せないジーナ。
そこにちよるが入ってくる。

ピキーン！

ジーナ　　　　（何、このプレッシャーは・・・）

ちよる　　　　（この人、私より弱いかも・・・）

二人　　　　『あ、あの～・・・』

思わずハモってしまい、
気まずくなってお互い目をそらすジーナとちよる。

ちよる　　　「星野ちよるです」

ジーナ　　　「ジーナ・デュラムです」

Ｊ　　　　　　「おう、お疲れさん、お疲れさん」

リビングにＪが入ってくる。

ジーナ　　　「あ、社長さん・・・ですか？」

Ｊ　　　　　　「おっ、目がおおたねぇ、って田女の新人さんか」

ジーナ　　　「ジーナって呼んでください。
　　　　　　　　週刊レッスル、持ってきました」

Ｊ　　　　　　「すまんなぁ、まあ、何もないけど、
　　　　　　　　ゆっくりしていったって」

ジーナ　　　「あ、あの～・・・」

Ｊ　　　　　　「ん～、なんや？」

ジーナ　　　「そこのちよるさんと、
　　　　　　　　スパーリングさせてもらってもいいですか？」

Ｊ　　　　　　「ん、俺は別にかまへんけど、ちよる？」

ちよる　　　「・・・別にいいけど・・・」

カレン　　　「う～ん、見てみたい気もするわね」

みこと　　　「そうですねぇ・・・」

ヘレン　　　「あまり参考にはならない気もするけどね」

Ｊ　　　　　　「ほな、道場のほうへいこか」

カレン　　　「たいやき食べながらみ～よぉっと」

一同、事務所に隣接している道場へ移動。
・
・
・
・
・
Ｊ　　　　　　「おっ、恵理、ええとこにおったな」

道場であいもかわらずトレーニング中の来島。



「おっ、ひよっこ達、・・・ってジーナ・デュラムかよ！」

ジーナ　　　　「私を知ってるんですか～」

来島　　　　　「ま、まあプロレスやってるんならなぁ・・・」

ジーナ　　　　「あのぉ、どおして目をそらすんでしょうか？」

カレン　　　　「と、とにかくスパーリングしましょ」

Ｊ　　　　　　　「そやな、恵理、レフリー頼むわ」

来島　　　　　「お、おおっ、まかせとけ」


練習試合　星野ちよる（ＨＡ）　ｖｓ　ジーナ・デュラム（田女）

評価値５００以上の差があったので、
とりあえず、ちよる圧勝なんですが・・・。

Ｊ　　　　　　「うっ・・・（絶句）」

カレン　　　「あのジーナ相手に１５分以上も・・・」

ヘレン　　　「・・・パラがどうこうとかいう問題じゃないわね」

みこと　　　「・・・・・・・・」

ちよる　　　「・・・はぁっ、はぁっ・・・つ、強い」

ジーナ　　　「ぜえぜえ・・・この人・・・できる」

来島　　　　「俺達がやってきたことって・・・（涙目）」



ＮＧワード

坂本龍馬
I love golf.
ネタばれあり