真レッスル夢想妄想伝

約束したから。





東京郊外、Ｈ市の朝は早い。

優香　「ぶ～ん、おはようございます。」

老人A　「おはようさん、いつも感心だねぇ。」

老人B　「本当、うちの孫の嫁に欲しいくらいじゃよ。」

優香　「やだっ、おじいちゃん、サインはあとあとね～、ぶ～ん。」
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走りさる優香の後姿を見ながら老人Bがつぶやく。
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老人B　「あのボケさえなかったらのぉ・・・（遠い目）」
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Ｈ市ハッスルエンジェルス事務所兼宿舎

優香　「ぶ～ん、おはようございます、週刊レッスルで～す。」



「おはよう、お茶でも飲んでく。」

優香　「これから田女に戻らなきゃいけないんで。」

ゆっこ　「じゃあね。」

優香　「は～い、ぶ～ん。」

ゆっこ　「気にいったのね、優香。
　　　　　え～っと今週のハリキリキリコさんは・・・。」
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ゆっこ　「でぇ～～っ！」

ゆっこの大声に来島、霧子も目をさまして起きてくる。

霧子　「ど、どうしたの。」



「朝っぱらから何騒いでんだよぉ。」

ゆっこ　「私がランキング入りしてないっ」

来島　「はぁ？」

来島、霧子といっしょにゆっこの開いてる週刊レッスルを覗き込む。

霧子　「突っ込みどころ満載ね。」

来島　「はぁ、今回は俺、パスで、
　　　　　ていうか、もう一度寝なおしてきます。ふぁ～」

霧子　「祐希子さん、落ち着きなさい。」

ゆっこ　「霧子さん、どうしよう（涙目）」

霧子　「何も心配する必要ないじゃない。」

ゆっこ　「へ？」

霧子　「見てみなさい、ディアナ（プロ）とかディアナ（新人）とかいるでしょ。」

ゆっこ　「ふぁい。」

霧子　「あなたも新人とプロ２つの呼び名があるでしょう。」

ゆっこ　「マイティ、ミッキー、ゆっき～。」

霧子　「誰がうまいことを言えといったの
　　　　ま、そういうこと、『祐希子』で集計したら、
　　　　あなたが1位に決まってるでしょ。」

ゆっこ　「そっか～、集計の仕方よね。」
　　　　

「・・・・・私、2位。」


霧子　「（こ、この子いったいどっから入ってきたの）
　　　　　お、おはようなぎさちゃん。」

なぎさ　「・・・・ノエル、ほのか、なぎさ・・・」

霧子　「（全く空気の読めない子ねぇ）
　　　　　し、白石さんね。」

なぎさ　「・・・・クラブ、ジュリア、智美、ガイア、志保、詩宇・・・・。」

霧子　「（また声優ネタを・・・）
　　　　　なぎさちゃんは旗揚げレスラーの一人だもんね。」
　　　
なぎさ　「・・・・・うん、知ってる。」

ゆっこ　「そっかぁ、人気ランキングってわけじゃあないのね。」」

霧子　「そうよ、心配することなんて何もないわよ。
　　　　なぎさちゃん、社長にも一部持って行ってあげて。」

なぎさ　「・・・・・・うん。（霧子から新しいレッスルを受け取り歩き出す）
　　　　　・・・・・ぱやぱや、ぱやぱや、メイドさん～～
　　　　　・・・・・ぱやぱや、ぱやぱや、メイデンさん～～
　　　　　・・・・・泉さん、涼美さん、ランク外～～～～」

霧子　「なぎさ、恐ろしい子。」





使えるものはなんでも使えとじっちゃんが言ってた。
あいきゃっち替わりに入れることにしました。



どこのどなたか存じませんが、拍手ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。

なぎさ　「・・・・・社長、起きろ。」

ベッドで寝てる社長の上にセントーン。

Ｊ　「な、なんやなんや、どないしたんや。」

なぎさ　「・・・・おはよう、はい新聞。」

Ｊ　「お、なぎさか、おはようさん、週刊レッスルやな。
　　今週はどんな飛ばし記事が・・・。
　　よっこらしょっと。」

心なし不自然な動作で、起き上がるＪ。

Ｊ　「いた。」

なぎさ　「・・・・・足痛いの？」

Ｊ　「そや、すまんなぁ、わしがこういう身体やなかったら。」

なぎさ　「・・・・・？」

Ｊ　「いや、だから、わしがこういう身体でなかったら、ごほっごほっ。」

なぎさ　「・・・・！・・・・・おとっつあん、それは、岩波書店？」

Ｊ　「いや、ええ、お前の気持ちはもう十分伝わった（涙目）」

なぎさ　「・・・・・うん。」

Ｊ　「ほう、また食い物か。
　　　野球の話題に触れへんところは気ぃ使っとるなぁ（やはり涙目）」

なぎさ　「・・・・ランキング、２位。」

Ｊ　「おっ、ようやったなぁ、（なぎさの頭をなでながら）
　　しかし、これは人気の参考にはならんなぁ。」

なぎさ　「・・・・マイティ、ミッキー、ゆっき～で祐希子さんが１位。」

Ｊ　「そや、そういうことにしといたってな。」

なぎさ　「・・・・・うん。」

Ｊ　「しかし、来週も同じランキングかい。」

なぎさ　「・・・・・？」

Ｊ　「まあ、二重否定になってるからな。
　　　こ、これは罠っちゅうやつやな。」

なぎさ　「・・・・！・・・・社長、頭いい。なでなで。」

Ｊ　「ほんま、お前だけやなぁ（涙目）」

なぎさ　「・・・・・・」





いつものＮＧワード

対消滅とV消滅って似てるかも。
空気よめ。
「べ、別に霧子さんが嫌いなんていってないんだからね。」
「あぁ、もぉ」
「レインボー岩城キター！」
「ちよるSDキター。」